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名古屋覚王山からパリ15区に引越し5年目になりました  掲載写真の無断使用はお断りします。 copyright (c)2007-2011 march321k all rights reserved  


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convention


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語学学校の
テキストが6月からもうひとつ上のレベルに変わったのと同時に
前回のわりとゆっくり話してくれた、
とても素敵なおばちゃん先生が
体調不良でかわられ、新しい若い先生になりました。

途端
彼の話が早すぎて(彼もいい人ですが)、
質問の意味が全くわからず
文法もなにもかもチンプンカンプンな
授業を4時間もすごし、午後からの時間を
宿題と復習と次の日の予習
にあけくれるとほほな毎日をすごしてきました。

つい最近やっと耳が慣れてきたのか、
質問や説明の内容が少しずつ理解できるようになり、
家でわからなかった部分を復習する余分な時間も
減り、ちょっと楽になってきたところです。

前置きが長くなりましたが、そんなこんなで、
やっとわたしの住んでるあたりの紹介をします。

わたしが住んでいるのはパリの15区です。
ブログのタイトル15eとはパリの15区という意味だった
わけですが、
15eは全部で20区ある区の中パリの南西
に位置します。
セーヌ川をはさんだ隣の高級住宅地のイメージが強い
16区に比べると
わりと庶民的ですし
観光地の中心から少し外れるので
パリで働く中流階級の人が住む住宅地といった感じです。

特に最寄り駅の
convention(12号線)の周辺は個人経営のお店やスーパー
レストランや、カフェも
多くいつもたくさんの人でにぎわっていていて
住むにはすごくいいところだと思います。

少し名古屋でいう覚王山に感じが似ているかもしれません。

このconvention周辺のアパルトマン(日本で言うマンション)は
どうも1913年ごろにいっせいに建てられたようで
わがアパルトマンも1911年築のとても年季の入った
典型的なパリの建物です。
 
convention_a0094960_0184348.jpg

                 階段は例のらせん階段です

うちの室内は白い壁とドアと木の床で、
ナチョラルな感じでわたしごのみ。
天気のいい日は東側の大きな窓から光がさし、
とても気持ちがよいです。
床が一部抜けかけているのと台所、
トイレ兼バスルームの狭さを我慢すれば
居心地のよい家です。
 
ここはたまたま彼の職場に近かったため
選ばれたアパルトマンですが、
ラッキーなことに管理人さん
(こちらは日本と違って住み込みのところが多く、
毎日のごみ出しや郵便物の配布、
パティーなどなど?すごく仕事の中身も
いろいろ大変そうです)も親切でした。

そういえば最近人が一人寝られるソファーを買ったので、
ふいにだれかに泊まりに
きても大丈夫ですよ。


家の前の通りでは毎週3回朝市が開かれ、
日曜日はほとんどのお店が
閉まるフランスのためか?
人の波でなかなか前に進めない程
たくさんの買い物客で
にぎわいます。
convention_a0094960_0373420.jpg


言葉にまだまだ自信のないわたしですが、
スーパーに比べてやはり新鮮ですし、
レジに長く待たされることもない
ので、最近は魚(文化の違いやパリが内陸にあるためか、
なかなか安く新鮮な魚は手に入りにくいです)
や野菜、果物、卵なんかも
日曜によく買いに行くようにしています。

いくらか聞き取れず、苦労することもありますが、
お店の人がすごく感じがいいとやり取りも楽しく
、恥ずかしい思いをしつつも、また来週もいこうと思う
今日この頃です。
by march321k | 2007-06-11 00:55 | パリ始まり