名古屋覚王山からパリ15区に引越し5年目になりました  掲載写真の無断使用はお断りします。 copyright (c)2007-2011 march321k all rights reserved  


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出産のこと


娘が生まれて、3週間が経ちました。
退院してから思っていた以上に自分の時間がもてず(当然?)
ブログの更新もままならない状態でしたが、

ようやく娘がしっかり寝ている間に
なんとか書けそうなので、
今回の出産のことを書きたいと思います。

※ささっと書くつもりでしたが
けっこう長くなってしまいました。




今回私たちは計画分娩(出産)を選びました。

理由は、お腹の子どもは十分成長しているのに
妊娠40週を経過しても出てくる気配がなかったこと
と、親の都合(8月の後半にあわせて取った彼の有休が
消化していまいそう、わたしの誕生日が迫っていると
いった冗談みたいな理由)
の半分半分。

もともと予定日は9月12日(妊娠41週目)でしたが、
上の理由からそれよりも前に産んでしまおう・・という彼の提案に
はじめはそんなことできるのかと半信半疑でしたが、

9月3日の最後の定期健診で、計画分娩のことDrに話すと
婦人科のDrもあっさり「いいよ、いつにする?」
と軽いのりでこちらの提案を受け入れてくれました(汗)

Drが気軽?にOkを出してくれたように
フランスではこいった計画分娩は
わりとよくあることのようです。
わたしはそれを知らず、
今回の件は非常に驚きでした。

DrはOKを出した後さっそく
同じ棟にある産科に電話をし、出産できるように手配。
ただわたしがずっとかかってきたHopital Neckerは
niveau3のリスクの高い出産を優先的に受け入れる病院でもあったので、
早ければ、5日だけど、空きがなければ6日か7日に出産・・ということでした。

・。・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結果的に5日に産めた訳ですが、
これが朝から一日がかりでなかなか大変でした。


以下は時間にそって生まれるまでのことを。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
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9:20 出産と当面の入院に必要な荷物を
     キャリーケースにつめて病院に
     到着。(陣痛も特になく、バスで移動(笑))
    ↓
     看護師、助産師による血圧や尿検査、触診など受け、
     出産の準備。このときすでに子どもの名前を聞かれる
     (生まれてから選んでいられません)
    ↓
     分娩室に移動、割烹着のような白衣に着替え
     分娩台で待機
    ↓
10:00点滴による陣痛促進剤とブドウ糖?
     (計画分娩のため朝から何も食べられないので)注入
     出産開始。
    ↓
     徐々に陣痛が始まる。分娩台の横にある、モニターのグラフで
     陣痛の大きさや間隔が分かる。別のモニターで子どもの心拍も。
    ↓
     出産には、助産師が立ち会うようで、部屋を出たり入ったりしながら
     進行具合をモニターや触診をチェック。
    ↓
11:30陣痛はおきているものの、それほどまだ強い痛みを感じないが、
     麻酔科のDrと助手のような人達によって腰の少し上あたりに
     細い管のようなもので麻酔を2,3回打たれる。
     痛みは想像していたほど強くない。
    ↓
     すぐに痛みが消え、うとうとと常に眠たい状態に。
     局所麻酔なので意識はしっかりあるし、陣痛の変化(だんだん長くなり
     強くなってきている様子)もなんとなく分かる。
    ↓
16:00 急激に陣痛が起こるのではなくだいたい促進剤注入後6時間
     程度で生まれる・・という話だったが、6時間経過しても
     10cm開かなければならないところ
     子宮口は5cm程度しか開かず。
    ↓
16:30助産師が経過があまり進まないのを診て、
     姿勢などをかえるよう指導したり(子どもが出てきやすいよう)
     まめに触診して、様子をうかがう。子宮口は6cm程度開く
    ↓
17:00産科医がこの頃から登場・頻繁に触診。なんだか雲行きがあやしくなる。
     もう少し様子をみることになるが・・
    ↓
18:00子宮口7cmまで開くがそれ以上進まず。子どもの心拍も140~135
     あったのがだんだん落ちて80程度になることも。
    ↓
18:15Drから急に帝王切開の提案を受ける。
     子どもの心拍が低下してこのままの状態でいると危険とのこと。
     予想外の展開に内心あわてるが、有無も言わさず(言えず)の
     状況だったので、承諾する。
     決まった途端、すぐに搬送台に運ばれ、手術室に入る。
    ↓
18:30麻酔を再び無痛分娩の時の麻酔医に打たれ
     手術開始。下半身麻酔のため、しっかり意識はあるが、
     目の前に青いビニールシートを引かれ、
     手術の様子は全く分からない。ただ部屋にはかなり沢山の人が
     いるのは分かる。
    ↓
19:13「おぎゃー!!」という声で、娘がうまれたのを知る。すぐ腕に渡されるが
     これまでの展開の速さについていけず、また産んだことの実感がわかず
     なんともいえない気持ちに。
    ↓
19:13~21:30ごろ
     後処理を終えた後、別の部屋に再び搬送され
     術後のケア(体や傷口や悪露の清浄)を看護師から受ける。
     このころまで常にうとうと眠たい状態。
    ↓
22:00ようやく娘と彼がいる部屋に運ばれる。
     それまで、なされるがままの状態だったので、
     それから開放されのと、身内にあえたのでほっとし涙。
    
・・・・・・・とわたしにとっては長い長い一日でした。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



促進剤と麻酔のおかげで楽に生めてしまう予定だったのが、
結果的に促進剤を打っても微弱陣痛しか起きず
予想外に帝王切開での出産になりました。

後半の展開の速さと、何もかも初めのこと
(出産も無痛分娩も手術も、搬送車も!)
がいっぺんにおきたので、
私自身内心かなりパニックでした。

それでも、部屋で娘に会い、彼と話し・・少しずつ落ち着き
を取り戻し、母子共に無事に元気でいられることを幸せに
感じられるようになりました。

切ったおなかは麻酔が切れてくるとともに
痛かったですけどね。

とこんな具合のフランスでの
初出産になりました。

>>>最後まで読んでくれた人ありがとう。

その後の入院中もいろいろあったので
また暇を見つけてレポートしたいと思います。
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by march321k | 2008-09-28 10:15 | 出産