人気ブログランキング | 話題のタグを見る

名古屋覚王山からパリ15区に引越し5年目になりました  掲載写真の無断使用はお断りします。 copyright (c)2007-2011 march321k all rights reserved  


by march321k
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

レ・ココットとカフェ・コンスタン


急に時間ができたのをいいことに、
今月は2回も更新です(笑)

今週は帰国前1週間というのと、テスト後というのが重なってか
ほぼ毎日お友達との怒涛のランチが続いています。

夜勤あけで、家に彼がいる日は
ささっと温めるだけの昼食を用意し
自分だけ優雅においしいものを食べに行くわけですが・・


今回いって評判通りおいしかったお店は
前からカイエ・ド・パリ、ブログ「食べ物中心パリ生活」や
雑誌等々で話題になっていた、
7区のサンドミニク通りにある
le cocottes(レ・ココット)とcafe constant(カフェコンスタン)。

どちらもchristian constant(クリスチャン・コンスタン)という有名な
シェフが経営されるお店です。
2店とも、数件離れただけのご近所さんにあるお店なのですが、

はじめにいったお友達とレ・ココットにいく予定が急に
カフェコンスタンにいくことになり、日を空かずしてレココットにも
別の友達といけることとなったわけですが、
これが結果的にラッキーでした。

なんでって、両方とも味もサービスもばっちりでしたから。
初めにいったカフェコンスタンは上記のブログでサービスは
いまいち・・とあったのですが、
なんのその、水やパンがきれれば、ささっと補充してくれるし、
友達がナイフを落としたらこれも新しいのにさっと交換。
対応も丁寧だし、常に自分の担当のテーブル客に
配慮いている様子で超好印象でした。

こういったサービスって日本では当たり前でも
フランスではなかなかそうはいかないことが多いので、
いいサービスに出あえると印象がグーンとUPします♪

さてさてカフェコンスタンの肝心の料理。
前菜+メイン or メイン+デザートで
16ユーロのplat de jour
を頼みましたが
わたしが選んだ前菜のトマトのカルパッチョは
新鮮トマトと上質のオイル・ビネガー、
ハーブがマリネされ
シンプルだけど素直においしいと思える味。
みんなでいただいた子牛のフリカッセ、リングイネ添えも
クリームソースとやわらかく煮込まれたお肉が
ジューシーであっという間パスタと一緒に
ぺろりと食べちゃいましたよ。

他のおともだちが選んだデザートは季節の赤いフルーツ
のカクテルにバニラアイスとピスタチオのムースがのっていて、
一口もらいましたが、各コンビが口の中で
混ざり合ったおいしさといったら~。
緑と赤と白の色の組み合わせの美しさと味で
2倍満足できるおいしさでした。
わたしもあれも(笑)頼みたかったな。

2階席に案内されましたが、13時すぎには満席になり
(それも常連さんが多そう)ジュークボックスなどが
置いてある懐かしいかんじの空間は話に夢中になりながらも
おいしそうに料理を食べる人の雰囲気がよく、
とても居心地よく感じました。

2軒目にいったレ・ココット
フランスではル・クルーゼと同じぐらい有名なstaub社の鍋などを器に使った
おもしろいコンセプトのお店。
店内はカウンター席と4人がけの席がいくつか。13時前にお店に
ついたときには80%ぐらい席が埋まってにぎやかでした。
わたしはスープに冷たいプチポワのクリームスープ、チョリゾー添え(7ユーロ)を。
濃厚な豆のスープにころころとプチポワの粒がまざり、食感もいいかんじ。
チョリゾーがいいうまみを加えていました。
友達の選んだ白アスパラとクリームのスープもアスパラのおいしさを
しっかり堪能できるお味。
白アスパラとクリームってとても合うんですね。

メインはしっかり皮もかりっと焼かれたタラの下にじゃがいも、にんじんの
煮込み(16ユーロ)がひかれて味わい深い一品。
いつも不思議に思うんですが
しょうゆなどの調味料なしに、
どうしてこんなおいしいソースができるのかなぁ・・
と、たまに行くフレンチでおいしいソースに出会えると
不思議に思います。野菜や牛とかのブイヨンと塩が
基本だと思うけどハーブやスパイス、ビネガーでさらに、
奥深いお味になるのかしら。

他のお料理も素材のよさ・おいしさをしっかり生かした
直球勝負の味でしたよ。

デザートは友達が選んだゴーフル(ワッフルみたいなの)
に大量のシャンティクリーム、大人味のキャラメルソースがけが
超お勧め。値段もたしか4ユーロでお得かんも大です。
味も甘さ控えめ、クリームも軽くぺろりと食べられそう。

同じ経営者であるおかげか、サービスもやはり丁寧&親切、
2店で出た少し酸味の利いたパンもとてもおいしい。

どちらもまたすぐリピートしたくなるお店です。

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
Café Constant
139, rue Saint Dominique
75007 Paris

Les Cocottes de Christian Constant
135 rue Saint-Dominique 75007
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< 



さてさて、帰国を数日に控え浮かれ気分のせいか
すっかりカメラを忘れてしまったわたし。せっかくコンスタン氏にも会えたのに
おいしい料理とメガネの似合う彼が写せず残念でした。
それにしても文が長いのに写真がないと読みにくいですねぇ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おまけ
長い上にさらにおまけ。

今日上に書いたように出かける前に彼用に
帰国前の冷蔵庫のひと掃除も兼ね、
味噌おでんを用意。
夜勤が終わって朝帰ってくると
いつも昼食前に一眠りする彼に
煮た野菜や卵にソースをかけて食べてねと
寝る前に伝えたにもかかわらず、
味噌なしでおでん食べちゃったそうです・・やっぱりねぇ。
それを心配してテーブルの上に甘味噌に用意しといたのに、
それは魚のみりん干につけて食べたとのこと(汗)
おいしかった?と帰宅して聞いたら
「ハ・マル」っていうけど、そりゃあんた
昆布の出しだけで煮た野菜が
おいしいわけないわなぁ・・・
外国人のつれをもつと、こいいうことが日常茶飯事。
でもこれがおもしろかったりするんだけどね。
by march321k | 2008-05-30 07:36