名古屋覚王山からパリ15区に引越し5年目になりました  掲載写真の無断使用はお断りします。 copyright (c)2007-2011 march321k all rights reserved  


by march321k
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

妊婦の帰国日記(移動編)


a0094960_23571842.jpgただいま彼をフランスに残し一人
一時帰国中です。

梅雨の始まりと共に
日本に戻りました。
今は実家で
のんびりしています。

現在妊娠7ヶ月(フランス式6ヶ月)
なので、お腹もだいぶ大きくなり、
飛行機での長時間移動は
大丈夫かなと少し心配しましたが
乗ってみたら意外と平気でした。

シートベルトはかなり
調節のゆとりがあり、
お腹の下で止めればOk、
激しい揺れも幸いなく、
腰が少々痛いのと寝られない
(これは毎回)のを別にすれば
飛行機での移動は妊婦でも
心配するほどのことも
なさそうです。

※もちろんDrの許可があって
なおかつ安定期で妊娠経過がよければの話です

飛行機で思いがけず嬉しかったのは、、
妊婦であることを事前に伝えてあったためか
エコノミーの最前列に席が変更になっていて
(今回、JALのHPから席を予約しました)
そのおかげで体も伸ばせるし
(ベビー用の台がある席なので)
トイレもすぐいけるし
着陸後すぐ出られるし(笑)
とても楽だったこと。

預けたスーツケースも
プライオリティサービスの札が
いつの間にかついていて、
空港の回る荷物置き場?
から優先的に出てきました。

ちょっとしたことですが、
未来のママさん、帰省を妊娠中考えてみえるなら
航空会社に妊娠中であること事前に伝えておくこと
お勧めです。

さて、着いた中部国際空港、新しいので、
ここもバリアフリー化が行き届いてて
重い荷物を持った妊婦にもとても優しい作り。

歩く歩道の終点で、
『足を上げてお降りください・・・』のアナウス
には、「あーここは日本」(汗)とたじたじでしたが、
キャリーのもち手が壊れて少々短く、
荷物が運びにくいにも関わらず、
段差なし、エレベーター、エスカレーター
がいたるところにあるおかげで
楽にすいすい移動。
快適に名古屋駅まで移動できました。

※中部国際空港から名古屋市内までは
名古屋鉄道というのが連結していて、¥1000
ちょっと払って快特に乗れば、28分で名古屋駅につきます。
電車とホームの間も段差のないバリアフリー。

この日は月曜日で
家族全員仕事だったり、旅行中だったりと
一人で家まで帰らなくてはならなかったのですが、
名古屋駅から実家のある覚王山まで
地下鉄で1本、せいぜい12分程度。
地下への移動は多少めんどくさいけど、
なんとかここもスカレーター、エレベーターを駆使して
地下鉄のホームまで移動可なので
事前に考えていたタクシーはやめ
結局頑張って家まで一人で移動したのでした。


空港から家までほぼ快適に移動できましたが、
ただ、さすがに地下鉄とホームの段差は
あるのですね。ここで、初めて「重っ」と思いましたが、
これ以外は整った設備のおかげで
スムーズに移動できました。

あ、そうそう唯一苦労したのは、
バリアフリー化されたところに必ずある
点字ブロック(^^;)
大事なものですが、
意外や意外、動きにくいキャリーには
あのぼこぼこがまた辛いのでした。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
でもね、点字ブロックはまだいいのです。
必要なものだし、少しこちらが苦労すれば
いい話ですから。

問題は誰もこーんなお腹の大きい妊婦に席を
譲れない人達。

今回の帰省で
バリアフリー化がなかなか進まない
パリの古い地下鉄を思えば日本って
なんてインフラ設備が
整って快適なんだろう、素晴らしい
と甚く感動していたのですが、

その後外出するたび、地下鉄やバスの中で
中年の女性も、男性も若い人もだれからも「どうぞ」
なんていわれることが今のところ一度もありません。

バスでは平日の昼下がりのミニバスのため?見事に
ほとんど65歳以上と思われる方々ばかりで(笑)
仕方ないと思いつつ、高齢者>妊婦の優先順位かしらと
高齢化の進む日本の妊婦を憂いたり・・・(涙)


パリでは妊婦に席を譲ったりするのは当たり前のこと
として受け止めていたので、
そういったことが全く期待できない日本の人
(もちろんどこでも
ということはないでしょうけど)
かなりショックを受けています。


だからといって、パリのほうがよいかといえば、
そうともいえず、
もちろん弱者が生活しやすいようインフラをもっと真剣に
整えて欲しいとも思う。(視覚障害者がメトロに乗る、
移動する姿にいつもはらはらさせられます)

要はどっちもどっちです。
あえて単純化しますが、
設備の整ったハードの日本、
古く不便な分を人と人が助け合って
カバーするソフトのフランス
両方のいいところ足して2で割った社会が
すべての人に生活しやすい社会だと思います。

そうなることを両方の国に願いつつ・・

今回の帰国でこんなこと真剣に
考えちゃうまきたんでした。

でも、実際の所、日本とフランスどっちが妊婦生活、子育て
しやすいんでしょうね。
[PR]
by march321k | 2008-06-07 00:15